メラノサイトとは、表皮の基底層にあるメラニンを生成する細胞の事です。毛母基、脂腺、汗腺、真皮、髄膜などにあります。基底細胞10個につき1個の割合で存在しています。表皮内に存在するメラノサイトを、特に「表皮メラノサイト」と呼ぶ場合もあります。
紫外線を浴びると、メラノサイト内でチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きが活発になり、チロシン(アミノ酸)を材料としてメラニンが生成されるのです。強い紫外線を浴び続けると活性型のメラノサイト自体の数も増え、その結果メラニン色素が過剰に生成されます。これがシミ・ソバカスの原因となるのです。またメラノサイトは、髪の色とも深い関係があり、加齢によってメラノサイトの働きが弱まると、髪を黒くするメラニンが生成されなくなるのです。その結果、白髪になると考えられています。
またこのメラノサイトが、癌化したものは「メラノーマ」と呼ばれています。メラノサイトは全身に広く分布していますので、全身のどこからでも、メラノーマは発生する可能性があるというわけです。
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